【旅行記】2013年9月/青島之行 ジェット・リー主演映画《海洋天堂》ロケ地めぐりの旅(マップあり)
もう何十回目かのお久しぶりです。
ちゃんと上海で楽しくだらだら生きてます。
相変わらずドラマの感想などはツイッターでつぶやいたものを
togetterでまとめて満足してしまってるのですが、
「やっぱりちゃんとストックとして頑張ってブログに書いておかねばな。」
・・・と思うようなことが最近あったので、久々に書きますよ。
タイトルのとおり、2年前の青島の旅です。
帰国してすぐ「ロケ地マップ作らなければ!」と思ったきり
2年経ってしまいました。てへぺろ。
そして先日やっと完成させましたです。こちら。
ぜひ上のリンクをクリックして大きなウィンドウでみてくださいね。
それぞれの観光地のピンをクリックすると数枚の写真と簡単な紹介文が見られます。
色々と活用して頂ければ幸いでござる。
なんせかれこれもう2年前の話なので忘れてるとこも多々あるのですが
以下、ついろぐを見返しながらちょこっと振り返りを。
まずは王さんち界隈へ
いろいろあって香港→深セン経由で青島入りし、
まず向かったのは王さんちと、そのお隣にある柴さんのお店。
王さんというと誰やねん、て感じですが、心誠パパと大福くんのお家です。
青島のメイン観光地の1つである「小魚山」「第一海水浴場」の付近にあり、
ちょっと分かれ道が多くてむむ、となりましたが、
予習していた「福山路」の表記を目指してすすむと、普通にありました。
まず見つけたのは柴さんのお店!

(このおばちゃんは柴さんではありません、たぶん)
おばちゃんに「中の写真とっていい?」と聞くと「何でや」と言われたので、
「ここって海洋天堂のロケ地だよね?」と答えたところ、
「あー、昼飯出たいから早よして」とのことでしたw
今ならもう少しいろいろ聞けたのだけどな〜、当時の語学力では無理だったです。
中のようすは映画の中とほぼおなじだったよー!

ちゃんとお金払ってアイス買いました。

そしてお店のお隣りにあるのが王さん、つまり心誠パパと大福くんのおうち。
こちらも門がきれいになっていたぐらいで他はほぼ変わっていませんでした。


中は普通に人が住んでいるので入り口だけ。
恐らくですが、部屋の中は別の場所なのではないかと推測。


柴さんとパパがいつもおしゃべりしていた場所。

なんかロケ地だということを抜きにしてもめちゃくちゃいい場所じゃないですか?
住人さんが普通に羨ましくなっちゃった。こんなところに住みたいなぁ。
王さん家まわりをひと通りみたあとは、すぐそばにある小魚山公園へ。
そこから見える青島の景色のまぁ美しいこと!


これぞ、ザ・チンタオですねぇ。

わたくしのアイコンの人もこんなところで生まれたのだね。
(ホァン・シャオミン黃曉明は青島出身。)
木船が積み上がるあやしい小島
続いて向かったのは麦島(小麦島とも)
冒頭でパパと大福くんが小舟に乗っているシーンはここで撮影されたそう。
ここはなんだかふしぎな雰囲気の島で、人気がまったくない。
古びた木製の小舟がたくさん積んである。

遠くの海を見ると、この小舟がうかんでいました。

まさにあのシーンではないの!

あまりに人がいないので、適当にそのへんの浜辺で海洋天堂ごっこをするアラサー女子。

夕日へ向かって走れごっこも。

ほら、ちょっとカオ・ユェンユェン高圓圓(母親役)に見えません?
( 痛ッ!ちょっ、殴るなって!)
ロケ地じゃなくても楽しい水族館
続いて心誠パパが勤務先していた水族館、「青島極地海洋世界」へ。

で、こちらが裏門?

映画ではここがスタッフで入り口になってましたね。

水族館なんてたぶん小学校以来なので、
ホッキョクオオカミ可愛いー、ペンギン可愛いーと普通にテンション上がる私。
広い館内を順路に従って進んでいくと・・・
いました!! パパ!! パパなのね!!


こちらのパパは転生しきれていないのか若干溺れかけのようにみえる。

わっ、ナメクj・・・アザラシか・・・
めっちゃブレてますが、
こちらの水槽が劇中でなんども出てくるあの場所だと思います。
ちなみにポスターにあったジンベエザメがバックの水槽は
(まったくの想像ですが)こちらの水族館ではなく、
同じ山東省内の煙台市にあるジンベエザメ館ではないかなぁ?
同じくこちらの水族館で見つけられなかった、
鈴鈴が電話をかけるシーンもそこかな?と想像してます。
煙台に行かれる機会のある方はぜひリサーチお願いいたします!
ここですね。
さて、水族館のしめくくりは楽しい楽しいショーですよ!

大福くんが頑張ってお掃除してくれた観客席で・・・(涙)

ちなみにシロイルカのお兄さんがめっちゃイケメンでFalさん発情しました。

ショーが終わってプールをよくみてみると。

パパが溺れかけてたとこや!
私もここで空をみあげてみたかったんですが、
どうやらこれより奥は立入禁止のようで入れませんでした・・・
奥に見える遊園地的なものが潰れてしまったのか、残念。
しゃんどんるーを探して三千里
さて、ここまでで予定していた場所のほとんどは回り終えたんですが、
「しゃんどんるーだおらー(上东路到了〜)」のあのバス停、
あと大福くんが発見されたマクドナルドが見つからない。
「しゃんどんるー」については、
事前に調べた時は「利津路、台東八路のあたり」となっていたんですが、
歩き回れど歩き回れどそれらしい場所がみあたらない・・・
こちらが台東八路。すさまじい「ここじゃない」感。

利津路周辺でも手がかりつかめず。

このふたつの地名は、劇中のバス停の看板にもあるのだけどなぁ

いよいよ帰国も迫ってきて後がなくなったFalさんは、
厚かましくも薛監督に微博の私信で直接聞くことにしました。
するとわりとすぐ返事が!監督いいひと!

[超訳]
マクドナルドはセットで実際のお店ではないんです、場所は水族館の近く。
もうひとつ(バス停)は確かに台東八路のあたりよ。ただずいぶん昔のことだからちょっと曖昧。
《海洋天堂》のことを愛してロケ地巡りにまで来てくれて、ほんとうにありがとう。
おぉ、やっぱり!監督がいうなら間違いない!
と思って翌日、台東八路のあたりを再び探索したのですが。
みつかりませんでした。
Falさん途方にくれました。
まる2日くらい同じ場所をぐるぐる歩き回ったので、とても疲れました。
そしてふと、初日に行ったあの小魚山の美しい景色をもう一度見たいと思い、
戻ってみました。すると。
今まで何度も通った、王さんちの裏のこの道になんとなく見覚えが。

あれ、ここしゃんどんるーじゃね?

てことで、遂にみつけました!
しゃんどんるーだおらー!!

道路に飛び出ている木がなくなっているなど微妙に変わってますが、
残っている木や塀から出た石?の形状などでここで間違い無いと思います。
そのすぐ横に、劉校長とパパが下りてきたあの階段もありましたし。


さらにまわりをぐるぐるしていると、
大福くんとパパのポスターでも印象深い「豊收路」まで見つかりました。



まとめ
というわけで、なんというか、
海洋天堂の神様が導いてくれたんやなーという結末でした。
初めてのロケ地巡りでいろいろ学ぶことも多かったですね。
ロケ地はけっこう狭い範囲に固まってたりするということ。
そして監督でもロケ地を間違って覚えてたりするということ(←)
ちなみに、あとで監督に「上东路到了〜!」と報告したらこんな返事がきました。

薛監督かわいい(笑)
ロケ地めぐりを抜きにしても青島は本当にいいところでした。
皆さんも機会があればぜひ行ってみてくださいねー!