【旅行記】2012年中国之行-その② いよいよ北京へ移動して観光だ!が、あの場所がまさかの…
その① の続きです。
2日目。
わずか14時間の上海滞在を終え、朝いちばんの飛行機で北京に移動します。
上海に2つある空港のうち、今回は初めて虹橋空港を利用。
けろさんのお宅からはタクシーで20分程度なので、ゆっくり出発。
はじめての虹橋空港、とってもきれい。
そしてこちらも初体験(///)の、現地航空会社。
中国国際航空Air Chinaです。当たり前だけど周りはほとんど中国人~
機内はANAより新しくてきれいでした。
機内で上映される映画の中に、大阪アジアン映画祭で萌えまくったあの
『刀のアイデンティティ』こと『倭寇的踪跡』が!!見なかったけど、テンション上がった。
そしてお待ちかね機内食。「中餐or西餐」だったので中餐を。
この中でマトモに食えたのはヨーグルトだけでしたw
特にお粥は水道水臭くて食えたもんじゃなかったっす。ムリ!!
いや慣れたらイケるんじゃ・・・・ヴォエエエやっぱムリ!!!マジムリ!!
でも周りを見渡したらみんな普通にバクバク食ってる!!!
私ってダメね・・・絶対雨水とか飲んで生きられないわ・・・
寝不足続きで疲れも溜まっていたので今がチャンスとばかりにウトウトしてたら
2時間ちょいで北京首都国際空港に到着。
飛行機から地上が見え始めたあたりから、テンション上る上がる上がる! :up2;
空港で出迎えてくれたのはこの方です。
劉燁さん。ふ、ふ、ふつくしい・・・
空港を出ると目の前に市内直通の地下鉄があるんですが、
気付かずそのままエスカレーターで地下に潜っちゃって若干迷いました。
エスカレーターの奥が改札だよ、みんな気をつけて!
地下鉄機場線から2号線に乗り換え、ホテルの最寄駅へ。
もうこのへんはウッキウキ♬
駅からけっこう歩いたのですが、距離なんて感じない感じない。
(後半疲れてきた段階で「なんでこんな駅から遠いホテルにしたんや…」とブツブツ言ってましたが。)
こんな感じの胡同の中を通ってホテルに向かいます。
ホテルに到着してちょっと休憩したら、ぼちぼち出かけます。
この日の目的は、「とりあえずベタな観光地をまわる。」ということで。
ホテルから歩いて10分程度で前門大街に出るので、ここからスタート。
こちらが前門。
特に何もありません。
いやあったのかもしれないけどww たぶんここって通ることに意味がある通りなんだよね?
Wikiによると「清代末期から民国時代初期の町並みを再現した歩行者天国」だそうだ。
お昼ごはんを食べてないことに気付いたので、とりあえず羊肉串。
このよくわからないふりかけ的なモノが弱った胃に効きました・・・ヲエッ
スタバのキャラメルマキアートで中和。なんだかなぁ、軟弱な胃じゃ。
年取ったのだろうか。(疲れで弱っていたのもあるけど)
ここでウワサの 辮髪像を発見。わたしもここで写真撮ればよかった。おじさんいいなぁ。
レトロなうにくろ。その後の反日デモの時は大丈夫だったんかしら。
さて、地図によると、前門を出てさらに北へ進むとそこに天安門広場があるはず・・・
なのですが、東西に横切る大きな道路があってそのまま突っ切ることはできず。
あんまりコッチ方向から歩いて行く人はいないのか目立つ看板もなく、
しばらくウロウロしてたら、前門の東側に地下道(というか地下鉄の駅を通り抜けただけかも)をみつけて
なんとか道路の向こう岸にたどり着きました。
西側にも地下へ潜る階段があったけど「こっから広場には行けません」って書いてた。
広場の入り口に手荷物検査場があり、そこを抜けるとまず毛主席記念堂。
みんな撮ってるからとりあえず撮ってみたよ。石像。
毛主席記念堂から天安門方面へ。
とにかく、でかい、広い。何もかもが。
この道、広いからアレだけど狭かったらものすごく道のりが遠く思えただろうな・・・
(この時点で十分遠かったけども)
よし、やっと天安門が見えてきたぜ。
って、あれ?何かがおかしいぞ!
とこの時点で気づく。天安門って緑じゃないよな・・・・
こ、工事中wwwwww
なんかさ、天安門に来たら色々こみ上げるものがあるんだろうか、と思ってたんだよ。
思ってたのにwwwwwww
まぁコレはコレでネタになるからよかったことにしよう そうしよう。
工事中でも毛さんは隠さないところはサスガです。
中国の田舎からきた人にとっては、毛さんが拝めなかったらやっぱり具合が悪いらしい。
天安門広場~天安門までは比較的わかりやすいところに地下道がありました。
近くにあるようで、いちいち道路が広いのでけっこう遠いんだよなぁ。
天安門を過ぎるとこんどは故宮です。
雲ひとつない青空の下、見覚えのある景色がたくさん。
でもね正直、思ったほどは感動しませんでした。
もっとテンション上がるのかなー?と思ってたんだけど。
観光地観光地してたし、そこら辺にあるフェンスとかに趣がないんだよねぇ、まったく。
ああ、ここで韋小宝と康煕帝が戯れてたな~、とか。
ここで密談してたな~~とか。
そういうことを考えて楽しむところだよね~♪
その続きで、故宮のさらに北にある景山公園でのこの景色。
景山公園内には、明のラストエンペラー崇禎帝が自害をしたという槐の木があります。
去年ドはまりしていた金庸ドラマ『碧血剣』でも、
高虎さんが演じる崇禎帝が、ちょうどこの景色を見ながら首を吊るのです。
史実だと娘を殺してから自害したそうですが、
『碧血剣』では娘の九ちゃんこと阿九(長平公主)は片腕を切り落とされただけで、
その後、俗世を離れ「九難」として生きていくことになります。
そして前出の『鹿鼎記』の中で再び登場した九難は、
かつて李自成よって追われたこの紫禁城に戻ってくるわけですね~。
日の落ち始めた北京の地で、そんな場面を思い出しながらこの景色を見ていると、
とっても切なくなりました。
ここからさらに歩けば北海公園とかもあるのですが、もう体力限界(´ε`;)
さすがに帰りも徒歩はムリです死んでしまいますので、バスで。
こういう時、iPhoneで現在地からサクっとバスのルートが検索できるって素晴らしいね。
ホテルに戻ってシャワーを浴びてひとやすみしたら、晩ごはんに出かけます。(③に続く)
[catlist tags=2012上海~北京 numberposts=50 orderby=date order=asc]